カブ隊 ‘23年8月度 夏季キャンプとキャンプ報告会

いよいよ夏! カブスカウトの夏といえば8月の夏季キャンプ!コロナ禍の昨年は、宿泊や移動などいろいろと配慮を求められましたが、今年は「おもいっきり楽しいキャンプ」にするぞと、リーダーの皆さんが準備を進めてくれました。
※キャンプとは呼んでいますが、カブスカウトは小学生、宿舎を利用する舎営です。

8月4~7日 夏季キャンプ

 第1日目(4日:金曜日)

早朝、西東京市市役所田無庁舎前に集合し、出発前のセレモニーから始まります。
今年のテーマは、キャンプ地の山名湖畔に伝わる神話から。 

「白龍を探す旅」

どんな旅が、スカウト達を待っているのでしょうか。 移動は電車とバスを乗り継ぎます。今年も特急 「富士回遊」号にも乗っちゃいました。

キャンプ地の山中湖林間寮へ到着。 自然林に囲まれた素晴らしい場所です。今年は、人数が増えたので、ロッジも2棟使います。 1組のスカウトと隊長と女性リーダーで一棟、2組のスカウトと男性リーダーでもう一棟に分かれて宿泊です。 キャンプ地の開所式から、キャンプが始まります。

宿舎に荷物を入れた後、活動を開始です。 水着に着替えて山中湖で水遊びを楽しみました。 湖畔も気温が高かったせいか水温は高く、水遊びを満喫しました。

水遊びの後は、夕食へ向けて調理を開始です。7月の集会の時にみんなで相談して決めた具材と辛さのカレーを作ります。応援で参加頂いた団委員の方々に教わりながら、野菜を洗ったり、切ったり、どんなカレーが出来あがるかな。 

夕食の後は、ミッション4:方位をさがせ で、星空観察です。北斗七星や北極星を探す予定でしたが、薄雲がかかり見つけることができませんでした。夏の大三角や天の川は見る事が出来ました。

 第2日目(5日:土曜日)

2日目の朝、カブ隊の朝の恒例行事のラジオ体操から始まります。湖畔へ移動してすがすがしい景色の中で身体を動かして、目を覚まします。

朝のセレモニーでは、1日目の活動に頑張った組へ優秀組賞が隊長から貰えるはずでしたが、隊長から「1日目の優秀組賞は無し!」と厳しい発表が、でも個人賞は3名のスカウトがもらう事が出来ました。 (優秀組賞をもらうには、もう少し組の全員が協力して頑張ろう! :隊長 談)

2日目のメイン・イベント その1

2日目は、バス・ハイク。ミッション5:森のなかまをさがせ 、「富士(山)霊峰の名水」が有名で忍野八海や桂川などで知られるところです。忍野村村営のさかな公園にある、「森の学習館」を見学、学芸員の方の説明を聞いて動植物の事を調べました。

また、「山梨県立富士湧水の里水族館」も見学、淡水魚の「チョウザメ」も見る事が出来ました。

ハイキングからキャンプ地に戻って、冷たくひえたスイカをおやつに頂きました。
「スイカ」の味はスカウトの笑顔が物語っていますね。

※この「スイカ」は、カブ隊をご支援頂けるOB・OGの方から、昨年に続きスカウト達へ差し入れとして頂いたものです。 ありがとうございました。(ブログの場を借りて・・)

ここで、緊急事態発生・・・3日目の夜の天気予報が「雨」・・・・
隊長が「3日目のキャンプファイヤーと2日目の夜間ゲームを入れ替えま~す。」と、
リーダーもスカウトもキャンプファイヤーに向けて、急遽、準備を開始です。 
スカウト達はテーマに沿ったスタンツ(寸劇)を考え、配役と台詞を決めて練習を開始。
リーダーは、マキを調達しファイアーを組み上げ、ファイアー場の設営と準備を整えました。

2日目のメイン・イベント その2

バタバタと全員が準備を整えて、キャンプファイヤーの開始です。スカウトだけでなくデンリーダーの皆さんのスタンツ(寸劇)もあり、楽しさ倍増、アッと云う間に時間が過ぎて行きました。

 第3日目(6日:日曜日)

3日目もラジオ体操から活動を開始しました。朝のセレモニーでは、2日目の優秀組賞を 1組 が受賞、個人賞も5名のスカウトが受賞しました。

3日目のメイン・イベント その1

午後から雨の天気予報ですが、「リンツ(巣)」作りに取り組みました。 自然の草や枝、麻ひもや荒縄を使って、組での活動場所となる「リンツ」を作りました。 それぞれの組が、テーマに沿って「マエスケボーイの家」、「白龍のお茶室」と名前を付けたリンツを完成させました。

完成したリンツの中で、組のみんなと手伝ってくれたリーダーも加わっての記念写真。

3日目のメイン・イベント その2

お昼ご飯です、今年の新チャレンジ章コラボレーションバッジ「LPガスの達人」を取得するため、カセットコンロを使って、自分が食べるお好み焼きを焼きました。 初めてお好み焼きを焼くスカウトもいます。 ひっくり返すのに少し失敗したスカウトもいましたが、それなりに完成! リーダーが準備してくれた焼きそばと、おいしく頂きました。

そうそう、リンツ作りの作業中に野生の鹿が数頭近くを通り、見られたスカウトは大喜び・・

3日目のメイン・イベント その3

夕食の後は、ミッション6:夜のそうさく  雨が降っていましたが、森の中の真っ暗なコースを、雨具を着て白龍を探して一人で歩きます。 白龍に出会えたスカウトはいたのでしょうか・・、全員がコースを完歩して無事に帰ってきました。

 第4日目(7日:月曜日)

楽しい時は早い! もう4日目です。 朝のラジオ体操やセレモニーも早々に西東京市に帰る準備をしなくてはなりません。・・・

そうそうだ、忘れてはいけませんね。朝のセレモニーでは、3日目の優秀組賞を1組 が、個人賞も3名のスカウトが受賞しました。

3日目に作った、「リンツ」を壊して「カブスカウトは、残すのは足あとのみ」を実践する為、元の何もなかった状態へ戻します。 小さなゴミも残さない様に、慎重にゴミ拾いをしました。

後かたづけも終わり、自分の荷物を持って帰れるようにリュックサックへ詰めて、出発準備完了です。 キャンプ地を閉所式で閉じて、家族の待つ西東京市へ向けて出発です。

閉所式では、3泊4日間頑張って各組をまとめてきた、組長さんの2名が個人賞を受賞しました。

思い出と笑顔を持って、西東京市まで帰ってきました。

今回のキャンプも、スカウトが喜ぶおいしいメニューの食事を、9回も準備してくれた
団委員と副長に改めて、感謝です。

<キャンプ地での集合写真>

8月28日 夏季キャンプの報告会

夏季キャンプのまとめの報告会です。今年は天候の関係でリンツで作った物を持ち帰る事ができずに、少々寂しい報告会になってしまいましたが。 保護者の皆さんに夏季キャンプの楽しかったこと、大変だったこと、作文と絵に描いて発表しました。

報告会の最後に、各リーダーがキャンプ中に撮影したビデオを、みんなで見て報告会を終えました。