5月20日、21日
ボーイ隊では、8月に夏季野営(キャンプ)を計画しています。テント泊をして、食事も自分たちで作ります。それに向けた練習として、八王子の地蔵山(じぞうやま)野営場に1泊2日の予備野営をしてきました。
テントやタープを張ったり、水場の水穴を掘ったりと一連の設営作業が終わると、16時には夕食の食材配給があります。今夜のメニューは豚丼です。食事当番は本部でリーダーから食材を受け取り、調理方法や注意点をメモにとります。班員に伝える大事な役割です。
野営ではガスや固形燃料を用いて調理します。4月にボーイ隊に上進したばかりのスカウトが、リーダーから使い方を教えてもらっています。
一日目は設営と食事であっという間に時間が過ぎ、夜になってしまいました。作った水場を囲んで懐中電灯のもと集合し、何やら話し合いをしています。一段落したら就寝です。
朝は6時に起床です。各自設営した1人用のテントから、作業着(長袖・長ズボンに帽子・ネッカー装着)に着替えて集合します。
朝のセレモニーは制服に着替えて行います。U字形に整列し、隊長の合図により国旗を掲揚します。
棒とビニールシートで担架を作り、タンクに汲んだ水をテントの近くに作った水場まで運びます。重いものもこうして2人で協力して運ぶと楽ですね。
以前は1人で重さ20㎏あるポリタンクを運ぶ重労働でしたが、2人で担架を使って運ぶことによりかなり楽になりました。
各自1人前用のメスティン(調理用クッカー)を使って調理します。昼食のおにぎりもおいしくできました。
みんなで協力しながら撤収の準備をしています。使ったメスティンをきれいに洗います。前日作った水場の下には穴が掘ってあり、周りに水が流れ出ないようにしてあります。
撤収前に水場を土で埋めて地面を元通りにします。食事や会話に使った、組み立て製の机と椅子を分解しています。
撤収作業のポイントとして、ここでキャンプをしたという形跡を残さぬよう「来た時よりも綺麗に」を目標にしています。
ボーイ隊スカウト全員、無事に田無に帰還できました!
8月の野営本番は、2泊3日です。今回の反省を生かして楽しい野営にしよう!終