いよいよ8月 夏! カブスカウトのメイン・イベントの夏季キャンプ! 今年は、我が西東京第1団の発団75周年キャンポリーとして開かれました。
※「キャンプ」とは呼んでいますが、カブスカウトは小学生、宿舎を利用する舎営です。
8月21~24日 3泊4日の夏季キャンプ
第1日目(8月21日)
西東京市役所田無庁舎前に集合から始まりました。
今年のテーマ「トイ・ストーリーおもちゃたちの冒険」
を掲げて、いよいよ夏季キャンプがスタートしました!どんな旅がスカウトたちを待っているのでしょうか。出発のセレモニーでは、お見送りに来てくれたお父さんやお母さんに元気よく「いってきます!」と、キャンプ地である山中湖畔へ出発です。

移動は電車とバスを乗り継いで。今年もなんと、特急「富士回遊」にも乗ることができました!窓から流れる景色を眺めながら、キャンプへの期待も高まります。


無事にキャンプ地「山中湖林間寮」に到着!自然林に囲まれた素晴らしい場所です。さっそく開所式を行い、3泊4日お世話になるキャンプ地を開設しました。

荷物を宿舎に置いた後、さっそく山中湖の湖畔へ。リーダーと水かけ合戦をして、移動で火照った身体を冷やしました。


夕食は、手作り餃子です。具材は7月の集会でみんなで話し合って決めました。
手を洗うところから調理を始めました。野菜と一緒に手を切らないように、みんな真剣な表情です。

リーダーにコツを教わりながら、お肉と野菜を混ぜ、餃子の皮で包んでいきます。

中にはちょっと個性的な形の餃子もできましたが、自分たちで作ったからか、びっくりするぐらい美味しくできました。「家に帰ったらまた作りたい!」という声も聞こえてきて、大成功でしたね。

夕食の後は、みんなが楽しみにしていた花火大会!普段、家の周りではなかなか花火をする機会がないので、みんな大盛り上がりでした。夏の夜空を彩る花火の光は、最高の思い出になったことでしょう。


冒険はまだ始まったばかり!明日からも「トイ・ストーリー」の仲間たちのように、力を合わせてたくさんの冒険を経験していきます。
第2日目(8月22日)
夏季キャンプ2日目の朝は、宿舎から湖畔まで歩いて移動して、ラジオ体操からスタートしました! 眠そうな目をこすりながらも、みんなでしっかり身体を動かして、目を覚ましていきます。

湖畔の木々の向こうからは、雄大な富士山がスカウトたちの体操を見守ってくれています。
最高のロケーションで迎える朝は、格別ですね。

朝のセレモニーでは、1日目の活動を頑張った組に贈られる「優秀組賞」が発表される予定でした。しかし、今年はなんと「優秀組賞は該当なし」という厳しい宣告が!
それでも、個人の頑張りを見逃さないのが隊長です。組としては評価に届かなかったものの、一人ひとりの努力を称え、隊長から個人賞が手渡されました。


今回の悔しさをバネに、スカウトたちが3泊4日間の活動でどんな成長を見せてくれるか楽しみですね。
2日目のメイン・イベント その1
今回のキャンプでは、自分たちの活動拠点となる「リンツ(巣・秘密基地)」作りに挑戦しました。自然に落ちている草や枝、麻ひも、荒縄を使って、組ごとにオリジナルのリンツを完成させました。



開閉できる扉をつけたり、まるで城壁のような立派な壁を作ったりと、各組の個性が光る力作ばかり!



自分たちで作ったリンツの中で食べるお昼ごはんは、格別の味がしたようです。
また、作業中に野生の鹿が近くを通り、見られたスカウトは大喜びでした。


リンツ作りの後は、おやつの時間!みんなでスイカ割りをしました。ところが、なかなかスイカが割れず、苦戦するスカウトたち。(おやつに食べるスイカです、新聞紙を巻いて棒を作りました。)

昨年の冬からイベントに参加してくれている、団委員長のスウェーデンのお友だちが、なんと新聞紙の刀でスイカを一刀両断!見事な技に、スカウトたちから大きな歓声が上がりました。

みんなの最高の笑顔が、スイカの美味しさを物語っていますね。
※このスイカは、カブ隊を応援してくださるOB・OGの方からの差し入れです。ありがとうございました!



夜は、ドキドキの夜間ゲーム「暗夜行路」です。目隠しをして、森の中に張られたロープを頼りに進んでいきます。

最初の一歩がなかなか踏み出せないスカウトもいれば、怖がることなくスタスタと進むスカウトもいて、リーダーたちもその様子を楽しく見守りました。
夜の森という、いつもとは違う環境での冒険は、みんなにとって忘れられない体験になったことでしょう
第3日目(8月24日)
今日は、西東京第1団の発団75周年記念行事が行われる特別な日です。
朝のラジオ体操で体を起こした後、3日目のセレモニーから活動がスタートしました。
2日目の頑張りが認められ、1組が優秀組賞。

そして6名のスカウトが隊長手作りのネッカリングを個人賞として授与されました。

セレモニーの後は、自分たちでおにぎりを握って、いざ75周年記念行事へ出発です!



記念行事では、ビーバー隊(小1~小2)、ボーイ隊(小6~中3)、ベンチャー隊(高校生)と合同のグループを作り1日の活動です。


まずは、ボーイ隊のお兄さんたちのキャンプサイトを見学させてもらいました。

ボーイ隊の隊長から、テントの立て方や立ちかまどの作り方、水場の作り方(衛生管理)など、本格的なキャンプ技術について説明を受けました。
くまスカウト(小5)の目はキラキラと輝き、来年の自分の姿を想像しているようでした。

お昼の食事は、自分で握った「おにぎり」です。 美味しかったかな。

いよいよ、団記念行事のメインイベント 「西東京第1団$をゲットせよ!」
「自然物を探すネイチャービンゴ」や「ジャンピング・レスキュー」、「しっぽ取り」の各ゲームに挑戦。最後にボーナスがもらえる「宝探し」も行い、4つのゲームの成績に応じて通貨「西東京第1団$」をゲットしました。


西東京第1団の育成会長も、お揃いのTシャツでご参加いただきました

ゲームをクリアして多くの「西東京第1団$」を手に入れたスカウトたちに告げられた次の課題は、「夕食のカレーの材料や調理道具を、手に入れた「西東京第1団$」で買って、自分たちで作ること」!



グループごとに相談してカレーの具材を買い集め、協力して美味しいカレーを作り上げました。楽しそうな夕食の様子。



ただ、味見させてもらえなかった隊長は、「美味しかったのかな…」と少しだけブツブツ言っていました。
夜は、キャンプの定番、キャンプファイヤーです! ボーイ隊のリーダーが趣向を凝らした出し物を披露してくれ、最高の夜を過ごしました。


発団75周年という記念行事で、たくさんの仲間たちと忘れられない思い出を作ることができました。
第4日目(24日)
楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよキャンプ最終日の朝を迎えました。ラジオ体操とセレモニーを早めに済ませ、西東京市へ帰る準備を始めます。

最終日の朝のセレモニーでは、3日目に頑張った2組が優秀組賞を、5名のスカウトが個人賞を受賞しました。


2日目にみんなで作った「リンツ」を解体し、元の状態に戻す作業に取り掛かりました。
「カブスカウトは、残すのは足あとのみ」を実践するため、小さなゴミも見逃さないよう、慎重にゴミ拾いをしました。

みんなの頑張りのおかげで、来た時と同じくらいきれいな場所に戻すことができました。



昼食を済ませてから、閉所式のセレモニーです。
午前中の活動を頑張った3組に優秀組賞と4人のスカウトに個人賞が授与されました。
おめでとう!


掲揚した国旗を降ろし、4日間のキャンプを締めくくりました。

帰りも、バスと電車を乗り継いで帰ります。楽しかった思い出を胸に、西東京市に全員が無事に帰着しました。


最後に3日間一番頑張った組に「最優秀組賞」が3組に隊長から授与され、
「家に帰るまでがキャンプだからね」・・と隊長から厳しい一言があり
2025年のカブ隊の夏季キャンプを終えました。

もう一つ、3泊4日間、「シャインマスカット」や「吉田うどん」など、山梨県の名産品もメニューに加えて美味しい食事を準備してくれた、団の団委員とリーダーの皆さんです。

ごちそうさまでした!! 裏方をありがとうございました。
今回のブログは、カブ隊全員での記念写真で締めくくります。
