3年間、カブ隊で一緒に活動してきた「くま」スカウト(小学校5年生)が、ボーイスカウトへの上進まであと一か月(準備期間を「月の輪」と呼びます。) ご厚意により活動場所を提供して頂いている田無向ヶ丘幼稚園にて、最後に一泊の別れキャンプをして楽しみました。 「りす」のお友達の宿泊は難しいので、二日目のみ参加です。
3月11日 お別れキャンプ 1日目
一泊二日のキャンプは、開所式のセレモニー、整列して国旗の掲揚から始めました。
夏のキャンプで行った、「チャンバラが楽しかった!!」とのリクエストを受けて、新聞紙を丸めて刀を作り、紙風船を割られたら負けの合戦を行いました。
合戦で体を動かした後は、少しお勉強タイム。カブブック(必修科目)の世界の国々を知る科目が残っていたスカウトが多かったので、リーダーから話を聞いたり、海外生活を経験したスカウトにもその国の話を教えてもらいました。
キャンプの夜といえばキャンプファイヤーです。今年の「くま」スカウトは、一年目からコロナ禍でキャンプが中止となりました。 昨年はキャンプには行けたのですが、降雨でキャンプファイヤーができず、3年間の最後の月を迎えてしまいました。 小さくてもキャンプファイヤーを・・・・と、焚火台を使ってですが、薪を燃やしてキャンプファイヤーを行いました。
組毎にスタンツ(寸劇)を演じたり、ソングを歌い楽しい時間を過ごしました。
3月12日 お別れキャンプ 2日目と「りす」の集会 第3回目
キャンプの朝は、ラジオ体操で目覚ましと体調を整えてから始まります。
二日目だけ参加する「りす」のスカウトも加わり、「ちらし寿司」お別れ昼食会の始まりです。感染予防の手袋をして自分の食べる「ちらし寿司」を作ります。 丸いパックにご飯と好きな具を詰めて軽く押し、お皿の上へ出して飾りつけをしました。
綺麗に飾りつけたり、好きな具を山盛りにしたり、思い思いの「ちらし寿司」を作って食べました。
「くま」スカウトには、特別なデザートが用意されていました。
「ちらし寿司」のお別れ昼食会の後には、大縄跳びに全員で挑戦しました。楽しい時間は、経つのが早いもので、お別れキャンプも終わりの時間が近づきました。キャンプ閉所式のセレモニーでは、3年間デンリーダーや保護者のまとめ役を担っていただいた方々に、隊長から感謝状が渡されました。 (三年間ありがとうございました。 隊長)
いよいよ「くま」スカウトの4人ともお別れもクライマックスです。
わが西東京第一団カブ隊卒業の送り出し行事、4年ぶりの「鯉の滝登り」です。 スカウトと保護者の方々にも加わって頂き、「くま」スカウトが人の列の滝を登り、お別れキャンプの集会を終えました。
4人の「くま」スカウト達は、コロナ禍で思うような活動ができずに残念でしたが、カブ隊に入隊した3年間で年下の「しか」さんの面倒を見られるくらい立派に成長してくれました。
早く、デンコーチ(カブスカウトのお兄さん)になって、カブ隊の集会に遊びに来てくれるのを待っています。 (隊長 談)